しだれ桜盆栽の注意点!鉢植えを間違えると枯れる?芯止めはいつから?

春と言えば、桜。
古来――平安時代あたりから日本では、『花』と言えば桜のことを指していました。
DNAに刷り込まれているのではないかという程、日本人にとって桜は特別な存在です。

桜の中には、空に向かって咲くのではなく、枝垂れる(しだれる)品種があります。
美しい曲線を描いて大地に向かって枝を垂らすのが『しだれ桜』です。
天から降り注ぐような花と風に揺らめく枝は、美しいの一言。

今回は、その荘厳なしだれ桜を盆栽で育てる方法について解説します。

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必見!桜はとてもデリケート!鉢植えに向いていない品種は枯れる?

しだれ桜の育て方は、基本的に他の桜と同じです。
少し異なるのは、剪定(せんてい)のやり方。
剪定に対して桜はとてもデリケートで『桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿』という言葉もある程。

桜の枝を傷つけると桜の木が腐ってしまう可能性があるので、タブーだということです。
現在では剪定する際、雑菌が入って腐食したりしないように保護剤で処理がなされます。

桜はもともと大きくなる木です。
それを盆栽にするとなると、品種選びにもコツが必要。

あまり大きくなり過ぎない品種であること。
盆栽サイズを保つためにいろいろと手を加えるので、病気に強い品種がおすすめです。

園芸店などで購入のときに詳しく聞いておきましょう。

このしだれ桜は丈夫とオススメしたいのですが、桜には非常に多くの品種があります。
自生種だけでも100種以上、園芸種(人の手が加わったもの)が200種以上。
分類の仕方によっては、600種ほどの品種が確認されています。
素人にはとても絞り込めませんでした。

また、変性や交雑などから新しい桜も生まれています。
2018年にも、紀伊半島で何種類か発見されたばかりです。

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成長に伴いしだれ桜の芯止め!その方法とベストな時期を公開

しだれ桜は剪定の仕方が普通の桜とちょっと違う、とお伝えしました。
落葉期である12月から2月の間に剪定する、という点ではどちらも同じですね。

普通の桜なら、枝は上に横にと伸びていきますよね。
ですが、しだれ桜の場合は本来横に伸びる枝が下の方に垂れて伸びていきます。
樹形を作るには支柱を立てて主幹を誘引する必要があるんですね。
好みの高さになるまで待たなければなりませんが、そこも面白いところです。

好きな高さになったら、主幹のいらない部分を切り落とします。
これが、芯止めと呼ばれる剪定作業です。
行うタイミングは、落葉期である12月から2月の間。

芯止めを行うときは、綺麗に殺菌されたハサミを使います。
切り口には保護剤を塗り、雑菌が入らないように注意しましょう。

ここからがしだれ桜の姿になっていく過程です。
芯止めしたあと、横から出る枝を伸ばしてやると、しだれた枝になります。
たくさん伸ばし、傘状になるように育てていきましょう。

このとき、幹の下の方からもしだれた枝が生えてしまうと見栄えがあまり良くありません。
好みもありますが、不要な枝は枝先ではなく根元から切るようにしましょう。
綺麗なハサミと保護剤を忘れずに!

この不要なしだれ枝は、細いもの(指より細い)は、いつ剪定しても構いません。

まとめ

大木のしだれ桜も美しいですが、手塩にかけた盆栽のしだれ桜も愛おしく美しいですよ。

沢山の人に愛でられるように咲くのが大木の桜。
一方、盆栽のしだれ桜は自分のために咲いてくれているように感じられます。

今回紹介した方法を参考に、しだれ桜を盆栽として育ててみてはいかがでしょうか。

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