お墓参りの線香のマナーを知ろう! 何本立てるか? あえてなしでもいいの?

線香というのは、はるか昔から使われているものであり、
故人を極楽へ導いてくれる意味があります。

そんな線香ですが立てる本数に厳密な決まりはなく、
どちらかというと宗派によって決まっているようです

天台宗・真言宗3本禅宗・浄土真宗1~2本となります。

また近年では気持ちを大切にする方も多く、手ぶらでのお墓参りも許容されるようになりました。

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宗派によって違う?
お墓参りの線香は何本立てるのが一般的?

お墓参りの際にお線香をあげる……この行為の意味を知っていますか?
いくつか意味があり、一つは香りが故人を極楽へ導いてくれるという説があります。
昔は遺体を安置している時間も長く、その間臭いが気になるというケースが多くありました。
それを線香の匂いで和らげていたというわけです。
そしてもう一つが線香の香りが心を落ち着かせるという説です。

これらの意味を考えると、線香の本数に決まりはないことになります
では束で立てても問題はないのでしょうか?……信仰している宗派がないのであれば特に問題はありません。
但し、信仰している宗派によっては厳密に本数の決まりがありますので、
故人や遺族が信仰している宗派を事前に確認しておくと良いでしょう。

一般的に言えば1人につきお線香は1本となっているので、どうしてもという理由がなければ1本で問題ありません。

ちなみに香炉のある場合は特に気にしなくても良いのですが、
近年多くなっている屋根や壁のある香炉の場合、正しい向きはあるのでしょうか?

屋根や壁の付いている香炉は雨風をしのぎ、お線香の火が消えてしまうのを防いでくれます。
そういった意味合いがあるだけで特に正しい向きはないようですが、次の人が線香をあげるときに逆向きにしてしまうと、両端から燃えてしまうことが考えられます。
そうなると煙の量が増え、燃え尽きる時間も早くなってしまいます。
それを防ぐためにもお線香の向きはできる限り揃えるのがベターです。
利き手が逆だと苦労することもありますが、故人を思い、家族を気遣い、気配りができる人でありたいものです。

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手ぶらでも大丈夫? お墓参りにあえて線香なしの理由


何度かお墓参りに行くと分かりますが、時折お供え物やお線香を持たない手ぶらでの参加者がいます。
急を要することもあるので、お供え物は仕方がないとして、せめてお線香だけでもと考えるのが一般的ではないでしょうか?
確かに多くの方がお線香を用意している中での手ぶらは目立ちますし、見ようによっては失礼な人だと思われてしまうかもしれませんね。

けれどもそんなことはないようです……昔はお墓がもっと生活に密着していました。
地方などで、家の敷地内にお墓があったりするのを見かけたことはありませんか?
お墓参りは特別なことではありませんでした。
近年、お墓参りは年に数回程度のイベントになってしまい、このような人が悪目立ちしてしまうこともありますが、特別でなければ手ぶらでもマナーとしては全く問題はありません。

また近年の考え方としてはモノよりも気持ちが大切なので、しっかりと手を合わせてくれれば良いと考えるお坊さんも大勢います。
どちらが良い・悪いということはなく、故人を思う気持ちがあればお墓参りはできますし、スタイルは人それぞれです。

そうは言っても人それぞれ考えは違いますので、臨機応変に対応するのがベストです。
お線香は専門店ではなく、コンビニでも販売されているので、急を要するお墓参りでも道中にあるコンビニで用意できます。
併せてろうそくやライター・マッチなどがセットになっている製品を販売しているお店もあるのでぜひ利用してみてください。

 

まとめ

故人との思い出を大切にし、対話をするために行われるお墓参りですが、
大切なのはモノではなく気持ちです。

そのため、お線香やお供え物を持たずに参加するのは悪いことではありません。
お墓や亡くなった人を身近に考えお墓参りをする方にとっては、決して特別なことではないのですから。

立てる線香の本数や向きに厳密な決まりはありませんが、
ローカルルールや宗派によってはある程度の取り決めがあるので事前にちょっと調べておくと良いですね!

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